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中国インターネット通販大手の京東商城（JDドット・コム）傘下の京東物流（JDロジスティクス）は4月、武漢市内でレベル4の自動運転技術を実用化したと発表した。

レベル4（高度な自動運転）の定義は、特定の場所を自動運転で走行できるもので、システムに不具合や故障があった場合に、自動車自体が対応でき、ほとんど人の操作が不要。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、病院や住宅への配送を実施。配送を無人化することで、ウイルスの伝染経路を減らし、労働力不足を緩和できる有効な輸送手段とされた。同社は作業グループを設置し、2月に新型コロナの感染拡大が深刻な武漢市に無人配送車を配備していた。

同社は、2019年には上海市嘉定区に中国初の5Gスマート物流モデルパークの構築を行っている。