[HTML]
H1

詳細ページ

お知らせ表示

2020.03

  • アメリカ
  • 次世代ICT
ポストメイツ、非接触型配達サービスを提供開始
フードデリバリーのスタートアップである米ポストメイツは3月6日、配達員と利用者の間で新型コロナウイルスの感染を防ぐため、非接触型の配達サービスを開始した。

ポストメイツの利用者は、これまでどおり配達員から玄関や家の前の道端で商品を受け取る以外に、非接触型配達を選んで玄関先での置き配を指示することができる。

非接触型配達サービスへの需要は米国で高まっており、ポストメイツ以外にも、買い物代行サービスのインスタカートが計画を前倒しで3月5日より提供を開始した。同社の「Leave at My Door Delivery」を利用する消費者の数が増えており、売上は10倍に達したことも明らかにしている。特に、新型コロナウイルスの感染例が増えているカリフォルニア州、ワシントン州での売上は20倍になった。最も売れている商品には、手指消毒剤、缶詰食品、マスクなどが含まれるという。

中国では、フードデリバリープラットフォーム企業が非接触型配達サービスをいち早く導入している。フードデリバリー大手の「美団点評」は1月26日、非接触型配達サービスを全国で開始した。利用者は注文時、スマートフォンのアプリを通じて、会社の受付やホテルのフロント、集合住宅の管理人室、宅配ボックスなど配達場所を指定して、自分で料理を取りに行くことができる。