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2020.02

  • フィンランド
  • 電波関連
フィンランドで26GHz帯オークション規則案に対する公開諮問が開始

フィンランド運輸通信省は2020年2月7日、26GHz帯のオークション規則案に対する公開諮問を開始した(意見募集の締切は2020年3月6日)(注1)。

5G周波数として配分された26GHz帯(24.25-27.5GHz)のうち、25.1-27.5GHzの2400MHz幅が対象で、1ブロック800MHz幅で3ブロックがオークションにかけられる。1ブロックあたりの最低価格は700万ユーロ。2020年6月までにオークションが実施される見通しで、免許期間は2033年12月31日まで。

一方、26GHz帯のうち、低帯域の24.25-25.1GHzはオークション対象から除外され、ローカルネットワーク向けに確保されている。例えば、港湾や産業施設にローカルネットワークを構築し、遠隔制御、ロボット化、センサーデータ収集といった目的での利用が可能となる。

なお、フィンランドでは、これまで4回の周波数オークションが行われ、2009年に2500-2690MHz、2013年に791-831MHz/832-862MHz、2016年に703-733/758-788MHz、2018年に3410-3800MHzのオークションが実施された。

(注1)
https://www.lvm.fi/en/-/more-frequencies-for-5g-consultation-round-on-the-terms-of-the-spectrum-auction-launched-1032878