[HTML]
H1

詳細ページ

お知らせ表示

2020.02

  • マレーシア
  • スマート社会
急速に進む5G関連パイロット・プロジェクト
5G用の周波数の割当て方針を定めた最終報告書(1)が発表されたことを受け、通信マルチメディア委員会(Communications and Multimedia Commission:CMC)を中心に、パイロット・プロジェクトが精力的に展開されている。

報告書以前から、種々のプロジェクトが開始されており、2019年10月から2020年3月までの間に総計72のプロジェクトが6つの州と連邦直轄領で実施されることになっている。各プロジェクトは、州政府、地方政府、情報通信関連を中心とした事業者の緊密な連携の下で展開される(2)。

特にクダー州ランカウイ島では全体の半分に当たる35のプロジェクトが、すでに整備済の25の5Gサイトを利用して実施される。投資についても、全体で1億4,300万リンギのうち、1億0,100万リンギがランカウイに投入される予定になっている。主要なプロジェクトは、スマート農業、スマート空港、スマート・シティ、交通信号システム、リアルタイム医療情報転送、動画監視、スマート・コンサルテーション、ヴァーチャル旅行と盛りだくさんである。


(1) 「規制機関MCMC、5G用周波数割当方針を決定」参照
(2) 全体を仕切っているのは、CMC