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2020.01

  • 香港
  • 電波関連
規制機関CA、3.5GHz帯、4.9GHz帯、3.3GHz帯の5Gオークションを終了
規制機規制機関Communications Authority(CA)は、2019年10月に3.5GHz帯と4.9GHz帯のオークションを実施した。3.5GHz帯は4事業者が落札し、4.9GHz帯は2事業者が落札した。また、同年11月には、3.3GHz帯オークションを実施し、4事業者が落札した。各事業者は、これらの帯域を利用し、5Gサービスを展開する。

①3.5GHz帯オークション
オークション結果は図表1の通りである。オークション落札総額は、10億600万香港ドルであった。周波数オークションは、周波数利用料(spectrum utilization fees:SUF)として位置づけられており、オークション落札額はSUF支払額とされている。また、各事業者は、2020年1月までに、ネットワーク拡張義務を確約する「保証誓約書」(Performance Bonds)をCA提出することとされている。

周波数割当期間は、2020年4月1日から15年間である。



②4.9GHz帯オークション
オークション結果は図表2の通りである。各事業者とも最低価格(1MHz当たり300万香港ドル)で落札し、落札総額は、2億4,000万香港ドルであった。

当初、オークションには既存事業者4社が参加を申請し、すべて審査を通過していたが、スマートンモバイルとハチソンテレホンは、先行して実施された3.5GHz帯のオークションで割当てを受けたため、4.9GHz帯への入札を辞退した。

割当てを受ける2事業者は、2019年11月に、ネットワーク拡張義務を確約する「保証誓約書」をCAに提出することとされている。

割当期間は、2019年12月より15年間である。



③3.3GHz帯オークション
オークション結果は図表3の通りである。既存の4事業者が、計10の周波数ブロック(1ブロック10MHz幅)を落札した。落札総額は、6億6,513万3,332ドルである。



周波数の割当てを受ける事業者は、2019年12月11までにネットワーク拡張義務を確約する「保証誓約書」をCAに提出する。割当期間は、2019年12月より15年間である。