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2019.12

  • アメリカ
  • 放送・メディア
ベライゾンとソニー、5G技術をスポーツの生中継に利用
通信キャリアのベライゾンとソニーは、12月1日にヒューストンのNRGスタジアムで行われたアメリカンフットボールのヒューストン・テキサンズ対ニューイングランド・ペイトリオッツの試合で、サイドラインからの中継に5Gを使用した。

NBCスポーツのカメラマンが、ソニーの5G対応カメラ「PXW-Z450」、トランスミッターの試作品、ベライゾンの5Gネットワークにアクセスできる「Xperia」5Gミリ波帯デバイスを使って、一刻を争う状況で大量のデータを扱える5Gの能力を実証した。ベライゾンの5Gネットワークとソニーのデバイスにより、低遅延、高品質のビデオを番組制作者にほぼリアルタイムで送信できるようになり、試合の開催場所に関係なく、番組制作チームがどこにいても遠隔での制作が可能になるとしている。

ベライゾンは、今回の実証は、5G接続のカメラが将来のスポーツ中継における有力な選択肢のひとつであることの証明であり、ワイヤレスでの自由な接続を可能とする5Gは、自由度の高いカメラセッティングや、カメラシステムのセットアップにかかる時間やコストを削減する可能性があるとしてる。

ベライゾンは、スポーツ競技などが行われるスタジアムでの5G導入を優先課題の1つとしており、既にNRGスタジアムをはじめとする13のスタジアムに5Gネットワークを構築。スタジアムがベライゾンの5Gサービスが提供される唯一の場所となっている都市も複数存在している。