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2019.10

  • 中国
  • モバイル
中国広電、2021年末までに5Gの国内人口カバー率を95%以上実現へ
工業・情報化部は、2019年6月に事業者4社(中国移動、中国電信、中国聯通、中国広電)に対して5G商用許可を与えた。

新規参入のCATV事業を手掛ける中国広電は、かねてから成長の著しいモバイル通信市場への参入を切望し、5G免許の取得により希望を叶えた格好となる。同社は、スマート放送サービスの展開に注力すると表明しており、5GとCATVの一体化を発展させていく方針である。具体的には、CATV+5Gの2ネットワークアーキテクチャを構築し、これらを融合させ、ラジオ・テレビ、インターネット、5G等のスマート放送サービスを総合的に伝送する。

また、直近になって明らかにされた同社の5G網構築計画は以下のとおりとなる。

2019年を5G試験網の構築段階と位置付け、国慶節(10月1日)前までに3つの都市において小規模なパイロット試験を完了する。年内に、これを16の都市に拡大する。これらは共同構築・共同利用による商用網構築方案に基づいて行われる。

2020年前半までに、40の大・中規模都市でネットワーク構築及び商用化開始の準備作業を完了させる。同年後半には、これを334の地区及び重点観光都市に拡大し、2021年末までに全国規模のカバーを完了し、全国人口カバー率を段階的に95%以上に引き上げる。

友好的ユーザによる試用計画は2020年6月から開始し、同年末には大規模な商用を実現する。サービスは主に個人向けのB2C及び垂直業界での応用に集中させる。