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2019.09

  • ドイツ
  • モバイル
ドイツテレコムが5Gスマート工場分野で新たなパートナーを発表

ドイツテレコム(Deutsche Telekom: DT)はエンタープライズ向けの5Gエコシステムを拡大している。同社は2019年9月24日、これまでのエリクソンとのパートナーシップに加えて、EK Automation、コニカミノルタおよびEndress + Hauserと新たにパートナーシップを組んだと発表した(注1)。

EK Automationは自動誘導車両システムを製造するメーカーで、DTと連携して輸送ロボットに3Dカメラを装備。3D障害物検出と動的ルート計画をDT Edge Cloudに統合して、3Dカメラ画像をDTの5Gネットワークを介してリアルタイムでクラウド側に送信。これによって輸送ロボットは障害物を回避することができる。

コニカミノルタは、DTと共にAIReレンズを開発。技術者は、拡張現実眼鏡(ARメガネ)のディスプレイに段階的に表示される指示に従って、機械を組み立てることができる。また、遠隔地の専門家に状況を示すことができるように、ARメガネにカメラが組み込まれている。将来的には、AIReレンズはDTの5Gネットワークを介してデータを直接配信できようになる。

Endress + Hauserは、測定および自動化技術の世界的な企業で、センサーにモバイル無線モジュールを装備した最初のメーカーの一つ。5Gによって、多数の測定デバイスの大量のプロセスおよびデバイスデータを並行してリアルタイムで送信できる。

なお、DTは、大企業や中小企業との間で、5Gを通じたビジネス機会について対話するため、2019年9月27日、Handelsblatt(ドイツの主要な日刊商業経済紙)と共同で、「"5Germany" user conference」を開催した(注2)。


(注1)
https://www.telekom.com/en/media/media-information/archive/telekom-builds-5g-partnerships-for-smart-factories-581752
(注2)
https://handelsblatt-5germany.com/