規制機関Communications Authority（CA）は、2019年7月19日、3.3GHz帯、3.5GHz帯、4.9GHz帯の5Gオークション実施要綱（Information Memorandum）を発表した。割当て帯域は、3.3GHz帯で100MHz、3.5GHz帯で200MHz、4.9GHz帯で80MHzの計380MHz幅である。
同年10月に3.5GHz帯オークションが実施され、以降、4.9GHz帯、3.3GHz帯のオークションが順次実施される。
①3.5GHz帯
割当帯域は200MHz幅。10MHzごとに分割し、20の周波数ブロックがオークションの対象とする。最低価格は、1MHz当たり400万香港ドル。
オークション開始日は2019年10月14日。１社が保有できる周波数の帯域の上限（周波数キャップ）は70MHz幅。
免許期間は15年。ネットワーク拡張義務として、免許交付から5年以内に域内の人口カバレッジ45％を達成する。
②4.9GHz帯
割当帯域は80MHz幅。40MHzごとに分割し、2つの周波数ブロックがオークションの対象とする。最低価格は、1MHz当たり300万香港ドル。
オークション開始は、2019年10月23日、又は3.5GHz帯オークション終了から3営業日後（のいずれかの遅い日）に実施。１社が保有できる周波数の帯域の上限（周波数キャップ）は40MHz幅である。
免許期間は15年。ネットワーク拡張義務として、免許交付から5年以内に域内の人口カバレッジ50％を達成する。
③3.3GHz帯
割当帯域は100MHz幅。10MHzごとに分割し、10の周波数ブロックをオークションの対象とする。最低価格は、1MHz当たり200万香港ドル。
オークション開始は、2019年11月4日、又は4.9GHz帯オークション終了から3営業日後（のいずれかの遅い日）に実施。１社が保有できる周波数の帯域の上限（周波数キャップ）は40MHz幅である。
免許期間は15年。ネットワーク拡張義務として、免許交付から5年以内に、屋内基地局400局を構築する。
