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2019.08

  • カンボジア
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カンボジア首都圏での5G試験の開始
2021年ころの商用化を目指すカンボジアでは、主要各社が5Gの試験を順次開始している。

マレーシア資本Axiataの子会社Smart Axiata(ブランド名はSmart)が、7月に首都において、華為の機器を使用して試験を開始したことをアナウンスした。同社は年間7,000-8,000万ドルを投資してネットワークの整備を進める。

また、カンボジア政府の開発ロードマップを見ながら展開を図るとしていたベトナム系のViettel Cambodia(ブランド名はMetfone)も、7月には首都での試験開始をアナウンスしている。同社はネットワーク整備に関し、カンボジアのインカムベント事業者であるテレコム・カンボジアと手を組んだ。

カンボジア資本RoyalグループのCamGSM(ブランド名はCellcard)が、4月時点では、第2四半期には実験を開始するとしていた。上記二社に対抗するために展開早まる可能性がある。

1993年までの内戦でインフラが壊滅的な状況にあったカンボジアでは、携帯電話網が通信の主要な役割を担ってきた。経済的な発展段階は東南アジア地域内ではそれほど高くないが、カンボジアにおいては、首都を中心とした地域と外国人の多いシエムリアップ(アンコール遺跡群に近接)での新技術の展開には目を見張るものがある。