2019.08
GSA、移動体通信事業者のLTE／5G投資状況と5G対応端末数を報告
移動体通信事業者や関連企業の業界団体GSAは8月13日、世界の移動体通信事業者のLTE及び5Gへの投資状況を報告した。主な投資状況は以下のとおり。
＜LTEへの投資状況＞
＊884事業者がLTEに投資
＊120か国おける262事業者がVoLTEに投資
＊141か国おける335事業者がLTE-Advancedに投資
＊72か国おける151事業者がNB-IoTに投資
＜5Gへの投資状況＞
＊100か国における296事業者が5G／FWA5Gサービス（限定的サービスを含む）や同実証実験を実施、あるいは実証実験用免許を取得
＊32か国における56事業者が自社ネットワークでの5G展開を発表済
＊39事業者が3GPP 5Gサービス（限定的サービス含む）を開始
なお、GSAは同日、世界で発表された5G対応端末数についても報告を行った。5G対応端末数は2019年上半期に急増し、8月第1週時点で100機種に達したという。これらは41のベンダーが発表した現在利用可能あるいは今後利用可能になる端末で、地域バリアントやプロトタイプなど商用化が期待されないものは除外されている。
5G対応端末100機種の内訳は次のとおり。電話機：26機種（うち9機種が市販購入可能）、ホットスポット：8機種（うち3機種が市販購入可能）、CPE端末：26機種（うち8機種が市販購入可能）、モジュール：28機種、スナップオン・ドングル／アダプタ：2機種、ルータ：2機種、IoTルータ：2機種、ドローン：2機種、ノートパソコン：1機種、スイッチ：1機種、USB端末：1機種、ロボット：1機種。