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2019.05

  • アメリカ
  • 電波関連
FCCが第三の5G周波数オークションの入札手続き案を発表

米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission: FCC)は2019年4月15日、第三の5G周波数オークション(オークション番号103)の申請と入札手続きの提案に対するコメント募集を開始した(コメントの締切は2019年5月12日)(注1)。本オークションは、37 GHz、39 GHz及び47 GHzの三つのバンドが含まれ、米国史上最大の周波数量を対象とするオークションとなる。

FCCは、部分経済区域(Partial Economic Area: PEA)の免許エリアごとに100MHz幅の周波数ブロックをオークションにかけ、クロックフェーズと割当てフェーズの二段階から成る入札手続きを提案している。クロックフェーズでは、各PEAの免許エリアごとに、2つのカテゴリ(37 GHz及び39 GHz、並びに47 GHz)において汎用ブロック(Generic Blocks)に対して入札することができる。

クロックフェーズでは、汎用ブロックの落札者と、39GHz帯の周波数使用権の放棄を選択した39GHz帯既存免許人に支払われるべきインセンティブ支払額が、それぞれ決まる。また、割当てフェーズでは、連続した周波数ブロックの割当てを確保しながら、特定の周波数免許に入札することができる。

(注1)
https://www.fcc.gov/document/fcc-seeks-comment-bidding-procedures-third-5g-spectrum-auction-0