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2019.05

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OECD、AI開発・利用ガイドラインを発表
経済協力開発機構(OECD)加盟36か国は5月22日、人工知能(AI)の開発・利用に関するガイドラインを採択した。

ガイドラインは人権と民主的価値を尊重する内容となっており、①サステナビリティ、②人権・多様性・公平性、③透明性、④安全性と継続的なリスク管理、⑤説明責任等の内容を含む5原則が提示された。また、各国政府に対しては、「信頼できるAI」の開発を後押しする政策を策定するよう要望がなされた。しかし、AI規制に拘束力のある規則を定めるべきかについては、今回のガイドラインでは言及されていない。

OECDは、今回のガイドラインはAI開発・利用の確固としたルールを定める土台ではなく、あくまでも尊重すべき基本的価値を示す指針であると強調している。