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2019.04

  • 中国
  • クラウド、ビッグデータ、コネクティッド
デジタル中国建設の推進
国家発展・改革委員会は2019年4月、中国のデジタル経済の健全かつ急速な発展をいっそう推進し、インターネットやビッグデータ、AIと実体経済の更なる融合の推進を加速させることを目的とした、デジタル経済発展の難点の解決にもつながるための一般意見募集を行った。

重点分野とされた七つの項目には、デジタルインフラ、デジタルガバナンス、デジタル公共サービス、デジタル化構造転換、デジタルイノベーション能力、デジタル経済の交流・協力、及びデジタル経済の発展環境が含まれる。

一方、デジタル経済の現状について、国家インターネット情報弁公室の発表によれば、2018年における中国のデジタル経済規模がGDPの3分の1に相当する31兆元に達した。ネットワークインフラの構築関連では、2018年末現在、光ケーブルの全長が4,358万km、4Gユーザ数が対前年比1億6,900万増の11億7,000万に達し、IPv6アドレスの数が4万1,079ブロック/32に達した。ビッグデータの発展と利用関連では、中央と国家機関の62部門、31の省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団が既に国のデータ共有交換プラットフォームとの接続を完了している。また、国際協力関連では、中国が提案した「G20デジタル経済発展と協力イニシアティブ」、「『一帯一路』デジタル経済国際協力イニシアティブ」が実施され、情報インフラの共同構築・共同利用、電子行政の発展といった面で既に一定の成果が得られた。