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中国インターネット通販大手の京東商城（JDドット・コム）傘下の京東物流（JDロジスティクス）は3月、中国初の5Gスマート物流モデルパークを構築すると発表した。

5G技術を活用したAI、IoT、自動運転、ロボット等により、商品の識別を自動で行ったり、最適車両を選択するといった、物流サービスの更なるスマート化と効率化の実現を目指している。

このモデルパークは上海市嘉定区に設置される。2019年中に完成し、営業を予定しており、人員や車両の管理を含む一期目の工程は既に稼働している。

4月に、京東物流は、通信キャリア大手である中国移動通信の通信技術開発などを手掛ける中国移動研究院との提携も発表した。両者は中国移動通信が運営する5Gの共同イノベーションセンターを利用して、スマート交通、スマートシティ、クラウドオフィスなど多くの分野にわたる新製品開発や事業への応用を進めていくという。