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2019.04

  • オーストラリア
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
NBN計画が10周年、全国で既に99%の建造物が計画の対象に
オーストラリア政府は、同政府が推進してきた全国ブロードバンド網(NBN)計画が10周年を迎え、全国の建造物の99%がNBNに接続完了、NBNを敷設中、NBN構築を計画中のいずれかであり、既に計画の対象となっていると発表した。現在のNBN計画の諸般の状況は以下の通りである。

[現状]
*全国の建造物の75%が既にNBNサービスに加入可能である。
*国内地方部の建造物の92%が既にNBNサービスに加入可能である。
*全国で870万の建造物がNBNサービスに加入可能である。
*全国で既に500万人がNBNサービスを利用している。
*運営事業者nbnによる22か国を対象とした調査によれば、オーストラリアのブロードバンド料金水準は上から7番目であった。
*NBN計画は2020年に計画通りに完了する見込みである。
*NBN計画は、2015年8月時点の計画通り、510億AUDの支出で完了する見込みである。

[これまでの成果]
*NBNはGDPに対して総額12億AUD寄与している。
*NBNは総計5,400件の新規事業を創出している。
*NBNは総計2,900人の新規雇用を創出している。

[計画完了後の展望]
*オーストラリアは高速ブロードバンド網に完全に接続された世界で最初の大陸となる。
*NBNは最低通信速度25Mbpsを義務付けられたブロードバンド網となる。
*NBNの90%は最低でも通信速度50Mbpsを達成するブロードバンド網となる。
*NBNの70%が通信速度100Mbpsを達成するブロードバンド網となる。
*NBNの50%が通信速度1Gbpsに対応するブロードバンド網となる。
*NBNは2021年までにGDPに対して104億AUDの寄与を追加する。