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2019.03

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移動体空白地プログラムが第4フェーズを開始、既に1,000基以上の基地局が全国の移動体空白地で展開
オーストラリア政府は、地方部・ルーラル地域の移動体通信空白地において、連邦及び州政府、通信事業者が共同出資で移動体基地局を設置する政府プログラム「移動体空白地プログラム(Mobile Black Spot Program: MBSP)」の第4フェーズを開始し、全国で合計180基の移動体基地局を新たに設置する計画を明らかにした。

第4フェーズの出資額は2,500万AUD以上となる予定である。なお、この180基のうち、73基は保健や緊急サービス等の公共施設を移動体カバレッジ内に置くことを企図するものである。

MBSPは第1フェーズから第4フェーズまでで全国に合計1,047基の移動体基地局を設置することになり、その合計出資額は8,300万AUDに達している。また、これに誘発された、企業や地域コミュニティからの投資額を含めるとMBSPは総計7億6,000万AUDの投資を地域社会に創出したとされる。

なお、第3フェーズで設置された移動体基地局は2019年6月30日までに運用を開始する予定で、第4フェーズの移動体基地局は2019年後半までに起動される予定である。