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2019.02

  • マカオ
  • 電波関連
規制機関CTT、5G用周波数計画を公表
2018年12月、マカオの規制機関・郵便電気通信総局CTT(Direcção dos Serviços de Correios e Telecomunicações)は、国内5G用周波数の利用計画を公表した。3.5GHz帯等の中帯域及び24GHz超の高帯域を5Gに割り当てる予定である。5G用に利用される周波数帯域は以下のとおりである。

・3.3 - 3.4 GHz(屋内のみ)
・3.4 - 3.6 GHz
・4.83 - 4.93 GHz
・24.25 - 27.5 GHz
・27.5 - 28.35 GHz

このうち、3.4 - 3.6 GHzについては、現在、衛星テレビの受信サービスに利用されているため、干渉による電波障害への対策措置を講じることが必要とされている。新しい周波数計画では、現在、衛星サービスに割り当てられている3.4 - 4.2 GHzの再編を行い、3.4 - 3.6 GHzを陸上移動通信サービス(5G)に再割当てするほか、3.6-3.7GHzをガードバンドに再割当する予定である。

3.7-4.2GHzについては、現在、マカオ基本テレビチャンネル社(Macao Basic Television Channels:CTBM)の衛星受信サービスで利用されており、政府は、周波数再編後も、従来通りサービスが提供されるよう、通信事業者とCTBMに対し、バンド・パス・フィルタ技術などによる干渉からの保護に必要な措置を講じることを義務化するとしている。