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2019.02

  • アメリカ
  • クラウド、ビッグデータ、コネクティッド
グーグル、自動音声認識機能で聴覚障害者のアクセシビリティを向上させる二つのアプリを発表
グーグルは、聴覚障害者・難聴者を支援する「Live Transcribe」、「SoundAmplifier」という二つのアプリをリリースした。

グーグルは、アプリを発表するに当たり、2055年には聴覚障害者の数が9億人に上るという世界保健機構(WHO)の予測を引用し、「テクノロジーがあらゆる人の障壁を崩し、少しでも生活しやすくする助けになると信じている」と述べている。

「Live Transcribe」は、クラウド・ベースの自動音声認識機能により、話された言葉をスクリーン上に表示するもので、70以上の言語や方言に対応する予定である。まずは、ユーザーを限定したベータ形式で提供開始される。なお、「Google CloudスピーチAPI」を使っているため、オフライン環境では恐らく動作しないという欠点がある。

「Sound Amplifier」は、インターネット接続は不要で、有線ヘッドホンを接続したAndroid端末で、雑音の多い環境で音声をフィルタリング、増幅する。同アプリは、現在プレイストアで入手可能で、Android 9 Pie以降で利用可能という。