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2019.01

  • インドネシア
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
パラパ・リング(ブロードバンド網)整備の進展と完成の見通し
Rudiantara通信情報大臣は、2019年1月に、国内すべての県・市レベルをブロードバンド網で接続するためのパラパ・リング・プロジェクトの進捗について、「2019年第一四半期のインフラ完成と年央の全体での運用開始が見込まれる」と発表した。

このプロジェクトは、インドネシア情報通信関係者の長年の望みである光ケーブルで国内すべての地域の接続を実現するもので、2016年以降は未整備の地域を接続するために国を西・中央・東に分けて入札を行い、企業コンソーシアムによって1万1,000キロメートル分を整備してきた。

首都や大都市を多く含んでおり、インフラが比較的蓄積されている西工区が2018年3月に完成した。また、2018年12月には中央工区のインフラ整備が完了し、運用試験が開始されている。中央工区に含まれる国内北部のモロタイ島では、30Mbps程度の速度が出ているとの報告がある。

残る東工区についても2018年末段階でインフラ整備が90%まで進行しており、完成時期についての見通しが明らかになってきたと思われる。リングが完成した場合、インフラ的には国内のほとんどの居住地域で4G移動体サービスが提供可能になる。