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2019.01

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GSMA、5G時代の消費者デバイスに関する調査結果を発表
2019年1月8日、移動体通信業界団体GSMAの調査・コンサルティング部門GSMAインテリジェンスは、34の主要市場における3万6,000人の回答者を対象とした最新の消費者動向の調査結果を発表した。調査では、スマートフォンやスマートスピーカーといった新たな消費者デバイスや、5G時代におけるデバイスの有り様に焦点が当てられた。

主な調査結果は以下の通りである。

*スマートフォンは普遍的な消費者端末となり、先進国の消費者の約90%がスマートフォンを所有している。米国世帯では平均約2.5台を所有している。

*スマートフォンに並んでコネクテッド・デバイスの普及も過去最多となった。米国および英国世帯では平均約6台のコネクテッド・デバイスを所有している。

*最近1年間で先進国におけるスマートスピーカーの所有率は倍増した。アマゾンおよびグーグル両社合計で世界の販売台数の85%を占める。

*先進国における仮想現実(VR)ヘッドセット普及率は、過剰な期待と反し、全世帯の約6%と低調であった。ファッションやゲーム分野の拡張現実(AR)アプリの方が現段階では優勢である。

*先進国の54%が5G網による高速化が大きな差別化要因になるとしているが、それに対して割増料金を支払うかどうかはわからないと回答した。

*5Gが革新的な新サービスをもたらすと期待する人は全体の25%に過ぎず、5Gがデバイスの新時代を切り開くと確信している人は20%のみであった。