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2018.10

  • アメリカ
  • 電波関連
FCCが6GHz帯を免許不要利用に開放することを提案
米国連邦通信員会(FCC)は2018年10月23日、6GHz帯(5.925-7.125 GHz)の1200MHz幅を、免許不要での利用に開放する提案を満場一致で採択した。今回採択されたのは、規則制定提案告示(NPRM)で、今後、意見募集した上で、既存利用者(一次分配業務)を保護しつつ、当該周波数帯を免許不要で開放する枠組みの最終案を改めて採決にかける。

免許不要での利用が可能となる6GHz帯は、四つのサブバンドに区分され、標準出力と低出力の二種類のデバイスでの利用が想定されている。標準出力のデバイスが使用する合計850MHz幅の帯域(U-NII-5及び7)では、既存の固定リンクへの干渉を防ぐために、自動周波数調整(Automated Frequency Coordination:AFC)システムを導入することが検討されている。免許不要デバイスは、AFCシステムが指定した周波数帯のみで運用が可能となる。


*FSS:Fixed-Satellite Service
*U-NII:Unlicensed National Information Infrastructure