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2018.09

  • 中国
  • クラウド、ビッグデータ、コネクティッド
阿里雲と4大CATV事業者、LoRaネットワークとIoTサービスで協力へ
阿里巴巴(アリババ)のクラウド事業部門である阿里雲は2018年9月、LoRaネットワークとIoTサービスで4大テーブルテレビ(CATV)事業者(北京歌華有線、東方明珠、華数伝媒、四川広電網絡)と協力を展開していくと発表した。双方は、周波数、IoT資源を拠り所に、迅速、かつ、低コストで、IoTネットワークを構築していくとしている。飛行艇と地下の基地局から構成される「阿里雲天空IoT」は、4万メートルの上空から20メートルの地下までカバー可能となっている。
 
放送業界からすれば、今回の連携は、LoRa整備のしやすさ及びコストの低さに、阿里雲のIoTエコシステムも加えることで、放送系企業によるIoTサービスの提供、スマートシティの構築の最良の選択であるといえる。 
 
阿里雲は今後、「ダーウィン計画」を推進する予定で、プラットフォーム、チップ、マイクロ基地局をはじめとするエコシステムを通じて、企業に自社保有かつ制御可能なIoTを提供する。また、4大CATV事業者との協力で、「ダーウィン計画」におけるLoRaの周波数資源、ネットワークサービス、地域的協力においてブレークスルーを遂げることが期待される。
 
なお、阿里雲は、LoRa連盟のリーディング企業として、国内外でLoRa技術の進歩と普及を推進、スマートメーター、スマートシティ、スマート製造、スマート農業等の分野で低電力、かつ広範なエリアをカバーするソリューションを提供している。