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2018.08

  • アメリカ
  • クラウド、ビッグデータ、コネクティッド
2017年に使われたOTTサービス用コネクテッド機器、1億台超に
NCTA(全米ケーブルテレビ事業者連盟)が、8月9日に発表した報告によると、2017年に、従来型有料TVサービスのセットトップボックス(STB)に代わり、多チャンネル映像番組配信(MVPD)サービスにアクセスするために使われたコネクテッド機器は、1億台以上になった。
 
これは、基幹網を提供するティア1事業者が2012年から取り組んでいるSTBの省電力対策の進捗状況報告で明らかにされたもの。
 
報告では、AT&T、コムキャスト、チャーター、ディッシュ、ベライゾン、コックス、ケーブルビジョン、フロンティア、センチュリーリンクなどの有料TV事業者、アリス、テクニカラー、エコスターなどのSTBメーカー等は、6年間で合わせて35億ドル相当の消費電力削減を実現し、STBの使用する電力を34%削減したとされている。
 
この省電力化には、アプリ・ベースの有料TVに対する消費者の需要拡大も大きく貢献しており、アプリと、Apple TVやロクなど消費電力が少ないコネクテッド機器の普及がSTBを不要にすることで、今後さらに有料TVサービスの省電力化が進むと期待されている。