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2018.07

  • アメリカ
  • クラウド、ビッグデータ、コネクティッド
ウェイモ、アリゾナでウォルマートへの送迎に自動運転車使うトライアル開始
アルファベット傘下のウェイモは、7月25日、アリゾナ州フェニックスでウォルマートの店舗を訪れる客の送迎に自動運転車を使うトライアルを開始したことを発表した。
 
このサービスでは、まずフェニックスの市街地に住む客がウォルマートのネット通販サイトで食料品を注文し、店がその準備を進めている間に、自動運転車が客を迎えに行き、食料品を店で受け取った客を再び送り返すとしている。
 
ウェイモは、ウォルマートの他に、ショッピングセンターを経営するDDRとも提携しており、アリゾナ州チャンドラーにあるアーワッキー・フットヒルズ・タウンセンターのショッピング客、レストランの利用客を自動運転車で送迎する。
 
ウェイモは、これまでフェニックスで自動車販売大手のオートネーションや、レンタカー大手のエイビス・バジェット・グループとも提携してきたが、今回こちらも拡大する計画である。
 
オートネーションは、修理・点検のための所有車を入庫した客に代車を出す代わりに、ウェイモの自動運転車による送迎を提供する。また、エイビス・バジェット・グループは、レンタカーを受け取る場所まで、あるいは乗り捨てた場所からの足として自動運転車を提供する。
 
なお、自動運転車は、大手自動車メーカー、サプライヤー、ウェイモやUberなどのテクノロジー企業が開発、テストを競っている。
 
2009年から自動運転車の開発を始め、既に公道で500万マイル(800万km)の走行実績を持つウェイモは、他社の一歩先を行っていると見られている。
 
また、複雑な自動運転車開発、高額な研究開発費用を賄うために自動車メーカー、サプライヤーやその他企業の間で提携する動きも進んでいる。