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2016.09

  • タンザニア
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
GSMA、東アフリカにおけるモバイル・ブロードバンド普及プロジェクトを立ち上げ

2016年7月26日、移動体通信事業者や関連企業からなる業界団体のGSMアソシエーション(GSMA)は、東アフリカにおけるモバイル・ブロードバンドの普及を目的に移動体通信事業者のインフラ共有を推進するイニシアティブの立ち上げを発表した。

イニシアティブ初となる試みは、タンザニアのルーラル地域におけるモバイル・ブロードバンドの普及を図るものであり、GSMA、現地政府、現地事業者の合意に基づき、移動体通信事業者のエアテル、ミリコム、ボーダコムが共同で3Gの基地局を立ち上げることが発表された。

タンザニアの移動体通信市場は近年大きな成長を遂げており、2015年末の加入者数は1,700万を超えている。他方、ルーラル地域の人口が約7割を占めるタンザニアでは、ネットワークの展開が遅れており、モバイル・インターネットを利用できるのは全人口の約35%にとどまっている。GSMAの推計では、インターネットを利用した経験がない人が約1,300万を数える。