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2016.05

  • ミャンマー
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新規参入のOoredooとテレノール、事業が順調に拡大

通信市場の自由化により、カタールに本拠を置く通信事業者のOoredooが2014年8月から、またノルウェーに本拠を置く通信事業者のテレノールが同年9月から、それぞれミャンマー市場への参入を果たし、移動体通信サービスを提供している。

OoredooのW-CDMAサービスには、音声、データ通信のほか、付加価値サービス及び海外通話も含まれている。国内約6,500か所のディーラーならびに3万か所の小売店において販売・サービス業務を行っている。

テレノールは、マスマーケット向けにデザインされた音声通信、データ通信、付加価値サービスをGSMとW-CDMA方式で提供。SIMカードの価格は1,500チャットで海外通話にも対応する。ミャンマー国内通話の場合は1分25チャットである。

他方、既存事業者のMPTはCDMA、GSM、W-CDMAなど多方式によるサービスを提供している。また、新規参入事業者に対抗するために、KDDIとの提携やSIMカード及び通話料金の引下げも行っている。

新たな事業者の参入に伴う3社間の値下げ合戦により、移動体通信加入者総数が大幅に伸び、2016年3月末現在、4,000万を突破し、人口普及率は約8割に達した。このうち、テレノールの契約者数は1,547万で、Ooredooの契約者数は690万となっている。両社の契約者数はともに1年前と比べて2倍以上に増えた。