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2017.08

  • ベトナム
  • 放送・メディア
地上波アナログ放送停波の進行状況

ベトナムでは、地上波デジタル放送の開始とユニバーサルなサービス提供などのその後の視聴環境の整備を経て、アナログ地上波放送の停波が順次進行している。

最初にデジタル放送が開始されたハノイ、ハイフォン、ダナン、HCMC、カントーの5大都市では、ダナンでパイロット・プロジェクトとして2015年12月末に先行して停波し、2016年8月15日に他の4都市で停波した。また、2016年12月30日には第二段階でデジタル放送が開始された省のうちバク・ニン、ハイ・ズオンなどの8省で停波が完了している。

2017年に入って、7月1日停波予定だった、タイグエンやフートーなどの15省における停波が8月15日に延期されたものの、計画はここまで順調に進行してきていると見られる。

情報通信省では低所得世帯にデジタルTVチューナを配布する等、ユニバーサル・サービス展開にも配慮しつつ、この計画を進めてきている。今後予想される条件の厳しい地域での計画推進により、Digital Dividendを確実なものとしたいとしている。