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2016.03

  • ベトナム
  • モバイル
予想に反して加入者増の2015年の携帯各社

ベトナムでは、2013年末に前年比で携帯電話加入者数の大きな落ち込みを経験し、専門家は市場が成熟した状態になったとみていた。

しかし、2015年末の3大事業者の加入者数の推移をみると、最大のViettelが前年比680万増で5,640万加入、VNPTグループから離れたMobiFoneが1,500万増の3,620万加入、VNPTグループの電話事業会社VNPT-VinaPhoneが330万増の2,970万加入となっている。

予想に反する加入増については、様々な要因が取りざたされているが、そのひとつとして、新たに供給されたプリフィクス番号088、089の使用開始もあげられている。というのは、ベトナム人は数字の縁起を担ぐ人が多く、番号の使用開始から年末までで約1,500万加入が新番号下で生じたとされている。

いずれにせよ、普及率が150パーセントを超えており、1人当たり3番号までという縛りもかかっているために、今後は他事業者から加入者をいかにして引き抜くかという競争になってくる。その際には、料金は既に十分低廉化してしまっているので、魅力あるアプリケーションの投入、サービスの向上、周辺サービスとの連携等が勝負の分かれ目となってくる。