[HTML]
H1

詳細ページ

お知らせ表示

2016.08

  • ベトナム
  • モバイル
4Gトライアルの進展

ベトナムでは、2016年秋から2017にかけて4G携帯電話事業免許が交付される予定だが、7月1日に加入数第二位のMobiFoneがハノイ、ダナン、HCMCでのトライアル提供を開始したと公表した。

トライアル免許を受けているのは、MobiFone以外では、最大手Viettel、VNPT傘下のVinaPhone、および純粋民間資本のFPTの3社である。

Viettelは、昨年12月にブンタウで開始したトライアルをHCMCとハノイに拡大し、VinaPhoneは、1月にHCMCで開始したトライアルをハノイに拡大している。FPTについては、まだ本格的なトライアルの開始が告知されていない。4社の中では、FPTの移動体通信事業の経験が浅いために、この遅れは気がかりな点である。

世界的にLTEによるネットワーク構築が開始された時点では、ベトナム政府は時期尚早として免許交付に時間をかけてきた経緯もあり、満を持して各社が主要都市において高速の無線ネットワークを投入してくる予定である。一方、料金を考えると都市部においては、高速のWifiサービスとの顧客獲得競争になる。