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2017.06

  • 中国
  • 電波関連
工業・情報化部が5G向けミリ波帯の分配に関する公開諮問を開始

中国工業・情報化部(Ministry of Industry and Information Technology: MIIT)は2017年6月8日、5G向けミリ波帯の周波数分配に関する公開諮問を開始した(注1)。MIITは、5Gシステム向けの主要なミリ波帯として、24.75-27.5GHz、37-42.5GHz及びその他のミリ波を分配することについてパブリックコメントを求めている。

公開諮問を通じて、当該ミリ波帯の使用状況や将来の利用計画、ミリ波帯の技術的な課題(無線周波数デバイス、チップ、試験、測定等)、実現可能なソリューション、周波数ロードマップ等について、業界からフィードバックを得ることが目的となっている。また、当該帯域の5Gネットワークと、隣接する帯域の他の無線システムとの間の両立性や共用に関する課題を抽出することも求められている。パブリックコメントは2017年8月7日に締め切られる予定となっている。

なお、MIITは、5G向けミリ波帯の分配に関する公開諮問に先立ち、2017年6月5日に、5G周波数として3300-3600 MHz(3300-3400 MHzは屋内利用限定)及び4800-5000 MHzを使用する計画に関する公開諮問を開始しており、パブリックコメントの締切は同年7月7日となっている(注2)。