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2017.02

  • 中国
  • 事業者のM&A・国際展開
中国移動、パキスタン事業を更に拡大へ

中国移動は2007年2月にパキスタンの携帯電話事業者パクテルを完全子会社化し、社名をCMPak(China Mobile Pakistan)に変更している。2008年以降はZONGというブランド名でサービスを展開し、2014年には3Gと4Gライセンスをオークションで落札した。これまでの投資額は累積で30億US$に達した。

2016年末現在の市場シェアは、買収当初の3.5%から19.7%に拡大した。当初の2G(GSM)に加え、3G(W-CDMA)及び4G(TD-LTE)も提供されており、4Gネットワークのカバー範囲は300以上の都市に及ぶ。

更に、2017年初めにCMPakはパキスタンにおける移動通信市場の競争促進に向けて、年内に2億US$を投資、3Gと4Gの基地局数を1万500局まで拡大する計画を明らかにした。

パキスタン電気通信庁(PTA)によると、2016年末時点のパキスタンの携帯電話ユーザ数は1億3,649万である。このうち、CMPakのユーザ数は2,693万で、ロシアのVimpleCom傘下のMobilink及び テレノール・パキスタンに次ぎ市場シェア第3位である。