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2018.01

  • 中国
  • 次世代ICT
百度、自動運転車ソフトウェアプラットフォーム「Apollo 2.0」をリリース

百度(Baidu)は、2018年1月に米国のラスベガスで行われたCES(Consumer Electronics Show)において、自動運転ソフトウェアプラットフォーム「Apollo 2.0」をリリースした。

百度は2017年7月に「Apollo 1.0」を、9月に「Apollo 1.5」をリリースした。「Apollo 1.5」には、障害物センシング、動作決定、クラウドによるシミュレーション、高精細地図、エンドツーエンドのディープラーニングという5つのコア機能が含まれている。

今回発表された「Apollo 2.0」は、安全サービスを初めてリリースしたほか、自己測位、障害物センシング、計画・意思決定、クラウド上のシミュレーション等の能力をアップグレードした。特徴としては、①現地化がうまくいっていること、②プランニング技術が高いこと、③信号識別、及び500m以上離れている障害物の認識ができるという3点にまとめられる。

また百度は、米オンライン教育企業であるUdacityと共同で、世界に向けたApollo自動運転オンライン授業を打ち出す計画も発表した。

百度はこれまで、自動運転事業を推進する目的で、100億元規模のApolloファンドを設立し、3年間で100以上の関連プロジェクトに投資するとしている。自動運転に関する主導権の掌握も視野に、先行投資を積極的に行い、複数社参加のオープンソースのエコシステムの確立を目指している。