[HTML]
H1

詳細ページ

お知らせ表示

2016.12

  • 中国
  • モバイル
主要通信事業者各社、5G商用化スケジュールを明確に

中国移動は5G商用化スケジュールについて、①2017年、4-5都市において都市ごとに5G基地局を7局設置し、システム検証を行うとともに、商用前のプロトタイプを作ること、②2018年、都市数を増やしたうえ、都市ごとに5G基地局を20局設置し、エンドツーエンドの商用化製品及び準商用ネットワークを構築すること、③2019年、試験ネットワークをさらに拡大すること、④2020年、5G基地局が1万局に達し、商用化製品の普及を実現すること、としている。また、周波数帯の選択について、中国移動は6GHz以下のバンドを優先的に選択するとしている。

中国電信の場合は、①2018年までに、場外測定試験等も通じたコア技術の研究を行うこと、②2020年までに、5Gシステム及び5G網構築の実験を行い、商用化に向けての関連技術を確立させること、③2025年までに、ビヤンド5G技術の研究、試験、実用に向けての準備作業に取り掛かること、としている。

また、中国聯通の5G商用化に向けてのスケジュールでは、①2016年内に5G Open Labの構築を完成させ、5G関連業務のデモや技術性能試験を行うこと、②2017年、5Gモバイル、ネットワーク、伝送及びセキュリティ関連技術の研究を完了すること、③2018年、実験室レベルでの検証を終了し、中国聯通による5G網の構築プランを完成させること、④2019年、屋外ネットワーク構築の検証を完了すること、⑤2020年、商用を開始すること、となっている。