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2016.08

  • シンガポール
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
次世代全国ブロードバンド網(NGNBN)の全国展開

シンガポールでは政府が主導し「次世代全国ブロードバンド網(The Next Gen National Broadband Network: NGNBN)」と称する超高速ブロードバンド網が2012年以降、全国展開されている。NGNBNはGbpsレベルでのFTTHサービスを提供可能な光ファイバ網として構築され、現行では最大で通信速度10Gbpsのサービスが提供可能となっている。

NGNBNは、①ネットワークの設計、建設、設備運用を担う事業者「Network Company(NetCo)」、②卸売サービスの料金等設定・運用を担う事業者「Operating Company(OpCo)」及び、③小売サービス事業者「Retail Service Providers(RSPs)」の3種の事業者により提供され、NetCo及びOpCo双方に政府により、相互接続約款の作成が義務付けられている。

情報通信開発庁(IDA)は2008年9月にNetCoとしてシングテルも参加するJVである「オープンネット(OpenNet、現NetLink Trust)」を、 加えて、2009月5月にOpCoとしてスターハブの完全子会社「ニュークリアス・コネクト(Nucleus Connect)」をそれぞれ選定し、2010年9月から NGNBNによるFTTHサービスの提供が開始された。