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2017.11

  • インドネシア
  • 電波関連
2.3GHz帯及び2.1GHz帯のオークションを実施

通信情報技術省(Ministry of Communications and Information Technology:MCIT(現地語:KemKominfo))は、2017年10月に2.3GHz帯及び2.1GHz帯のオークションを実施した。

2.3GHz帯は、30MHz幅を対象に10月16日に実施された。Telkomsel(Telekomunikasi Selular)*、Hutchison 3 Indonesia(Tri)、Indosat Ooredoo、XL Axiata、PT Smart Telecomの5社が参加し、最低価格3667億2000万インドネシアルピア(IDR)に対し、Telkomselが、1兆70億 IDRで落札した(1 IDR=約0.0084円)。

2.1GHz帯のオークションは、5MHz×2(FDD)の2ブロック**を対象に同月29日に実施され、Indosat Ooredoo、Tri、XL Axiataの3社が参加した。最低価格は、IDR2967億4000万IDRに設定され、Indosat Ooredoo及びTri が4230億8000万IDRで落札した。2.1GHz帯に関しては、既に2100MHz帯の一部の帯域が割り当てられていたが、Tri及び Indosat Ooredooへの割当て帯域は10MHz幅と、TelkomselとXL Axiataの15MHz幅よりも少なく、今回のオークションで落札した帯域を得て、TriとIndosat Ooredooは、モバイル・ブロードバンドのサービス拡張を図るとしている。

*旧国営事業者PT Telekomunikasi Indonesia(Telkom)傘下の移動体事業者。
**1970 MHz – 1975 MHz / 2160 MHz – 2165 MHz(Block 11)及び1975 MHz-1980 MHz / 2165 MHz-2170 MHz (Block 12)