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2017.04

  • インド
  • スマート社会
グリーンテレコム政策「持続可能な電気通信へのアプローチ」

インド電気通信規制庁(TRAI)は2017年1月16日、「持続可能な電気通信へのアプローチ(Approach towards Sustainable Telecommunications)」と題する諮問文書を発表した。

これは拡大を続けるインドの通信サービス市場において、電力消費量と二酸化炭素排出量を削減するための検討を進めるためのものである。

TRAIは同諮問文書において、通信塔からの炭素排出量は過去2-3年と比較して70%増加しており、2014年度には5億8,300万トンに達したとして、モバイル及び電気通信産業においてエネルギー消費と炭素排出を削減するための新しい技術の導入が必要であると述べている。

TRAIは2012年にもグリーンテレコム政策を発表し、モバイルキャリアに対するモバイルタワーのハイブリッドエネルギー化の目標を、2015年12月までに農村部で50%、都市部で20%、2020年12月までに農村部で75%、都市部で33%にまで高めるよう求めた。

今回の政策では、政府は通信キャリアに対して、炭素排出量を2017年度に12%、2019年度に17%削減するよう求めている。