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2014.08

  • インド
  • クラウド、ビッグデータ、電子政府
国民の行政への参加を促すデジタルプラットフォーム「MyGov」開始

インド政府は7月26日、市民の行政参加を促すデジタルプラットフォーム「MyGov」を開始した。国立情報センター(NIC)と電子情報技術局(DeitY)が運用を行っており、より良いガバナンスのための市民参加の促進を目的としている。

MyGovのポータルサイトは、大きく「議論(Discuss)」と「行動(Do)」の分野に分かれている。「議論」の内容は、クリーンなガンジス川、少女及び子どもの教育、クリーンなインド、スキルを備えたインド、デジタルインド、雇用創造等のグループに分かれており、各グループ内でオンラインで意見やアイデアの交換が行われる。

次の「行動」のレベルでは、議論を経てボランティアとして実際の課題(task)に着手することができ、メンバーや専門家に承認された場合他のメンバーも参加・協力して課題が遂行され、完了した場合にはクレジットのポイントが付与される。

モディ首相はMyGovの開始に当たり、民主主義の成功には国民の参加が不可欠であると発言した。背景には、選挙活動時にボランティアとして参加した若者の支持を確保する考えもあるとされている。