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2013.08

  • ポルトガル
  • 事業者のM&A・国際展開
競争庁、大手事業者の合併・買収を相次いで承認

競争庁(Competition Authority)は、7月31日、通信・放送事業者ゾン・マルチメディアと移動体通信事業者オプティマスの合併を承認した。

合併の条件として、オプティマスがボーダフォン・ポルトガルとネットワーク共有期間を延長することや、光ファイバー・ネットワーク卸売について第三者との交渉を一定期間受け入れることなどが義務付けられている。

また8月5日に、競争庁は、ケーブル事業者カボビサオによる通信事業者Oni買収を承認したと発表した。カボビサオを所有するルクセンブルクのAltice社は、6月6日に、Oniを所有するWinreason社の全株式を取得すると発表していた。競争庁はこの買収が競争上の問題を発生させないと判断した。

カボビサオは、同社の目的がポルトガル第2の通信事業者になることであり、3年間で1億5,000万ユーロ(約194億円)の投資を行うとしている。また、年末までにMVNOとなりサービスを開始すると説明している。