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2017.01

  • フランス
  • 電波関連
5G、IoT、PMR等のための新たな周波数割当てに関する公開諮問を開始
フランス電子通信・郵便規制機関(Electronic Communications and Postal Regulatory Authority: ARCEP)は2017年1月6日、以下の周波数帯に対する将来の利用ニーズと、これらの帯域の割当て方法について、利害関係者に問うための公開諮問を開始した(注1)。
  • 2.6 GHz(TDDバンド:2570-2620 MHz)
  • 3.5 GHz
  • 1.4 GHz
  • 2.3 GHz
  • 700 MHz(FDDの下り専用バンド:738-753 MHz)
  • 400 MHz
  • 26 GHz
これらの帯域の用途としては、以下が想定されている。
  • 4Gや将来の5G向けの公衆モバイルサービス
  • 有線での超高速アクセス網の敷設が困難な地域における超高速無線インターネットアクセスの提供
  • 交通機関や電力会社などが使用する超高速アクセスが可能な業務用モバイル無線(Professional Mobile Radio: PMR)
  • 高まるIoT需要への対応
このうち2.6 GHz帯の40 MHz幅はPMRに、3.5GHz帯の40MHz幅はルーラル地域における超高速無線ネットワークにそれぞれ割り当てることが提案され、3.5GHz帯の残りの帯域については5Gでの利用が見込まれている。

パブリックコメントの締切は2017年3月6日で、これらの帯域の割当て時期は2017年下半期が予定されている。

(注1)http://www.arcep.fr/index.php?id=8571&no_cache=1&L=1&tx_gsactualite_pi1%5Buid%5D=2026&tx_gsactualite_pi1%5BbackID%5D=26&cHash=3ab7a1a13d8bf39703d2512143c5c62d