通信大手エリサは、8月29日、タンペレ市全域と周辺地域をカバーする国内初の5G対応モバイル網の構築を9月に開始し、2018年2月に完成させる予定であると発表した。同社は1年前に国内の事業者としては初めて5G技術を実験していた。
新しいネットワークは、より高速で信頼できるネットワーク接続を地域にもたらす。また、エリサがタンペレ市のスマートシティ計画「Smart Tampere」プログラムの参加者として開発中のスマートサービスのプラットフォームになる。
タンペレ地域のデジタルサービスの開発の加速は、夏にエリサとファーウェイによって締結された協力協定の結果である。協定はファーウェイがエリサとタンペレ地域に、最新のスマートシティ・ソリューションとイノベーションのいくつかを提供することを含んでいる。そうしたソリューションには、スマート街灯やスマート交通、スマートシティ自転車などがある。