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2017.01

  • スペイン
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
国家市場競争委員会、2014年度のユニバーサル・サービスの純費用を1,880万ユーロと発表

国家市場競争委員会(CNMC)は、12月20日、2014年度のユニバーサル・サービスの純費用を1,880万ユーロ(約23億円)と発表した。2013年から3.9%減少している。

CNMCは、利益の出ない地域でのユニバーサル・サービス提供費用を1,540万ユーロと推計している。一方、特別料金の利用者と障がいのある利用者の費用をそれぞれ780万ユーロと1万6,032ユーロ、公衆電話サービスの費用を130万ユーロと推計している。

2014年のユニバーサル・サービス提供事業者として指定されているのは、テレフォニカと公衆電気通信サービス事業者Telefonica Telecomunicaciones Publicas(TTP)である。両社は、ユニバーサル・サービス提供によって、ブランドイメージ、宣伝、公衆電話ブースでのロゴ表示などの目に見えない利益を得ており、CNMCはその額を590万ユーロと推定している。ユニバーサル・サービス費用総額から両社の利益と考えられる額を引いた費用が、純費用となる。