通信大手テレフォニカは、2月20日、通信インフラ子会社Telxiusの株式40%を、米国に拠点を持つグローバル投資会社KKRに12億7,5000万ユーロ(約1,525億円)で売却することで合意したと発表した。合意に基づき、テレフォニカとKKRは、計画中の新インフラの開発などに取組み、通信インフラ分野のグローバル事業者の一つであるTelxiusを協力して発展させる。なお、合意については規制機関の承認を得る必要がある。
2016年2月に設立されたTelxiusは、今後予想されるデータトラフィックの急増に対応することを目的としている。5か国に約1万6,000の通信タワーを保有し、スペインとドイツの市場ではトップ、ブラジル、チリ、ペルーの市場では主要事業者の地位を占めている。