2017年7月24日、通信事業者のテレ2スウェーデンは、EUの小売ローミング料金の撤廃に関する規則が2017年6月15日に施行されたことで、スウェーデン国外における6月のモバイル・インターネットのトラフィック(データローミング)が前年同月比で約5倍となったと発表した。
国別でデータローミングの利用が最も多かったのはスペインで全体の25%を占めた。以下、ギリシャ(同13%)、イタリア(8%)、デンマーク(7%)、ノルウェー(6.5%)、ドイツ(6%)、フランス(5%)、クロアチア(5%)、英国(4%)、ポーランド(4%)と続いた。
テレ2は、国外におけるモバイル・インターネットの利用増加に関して、加入者はローミング料金の撤廃に関する規則が発効するまで国外でのデータ通信を躊躇していたことがうかがえるとコメントしている。