文化・メディア・スポーツ省は12月22日、2017 年までに全世帯・事業所の95%を下りスピード24Mbps以上の超高速ブロードバンドでカバーする「超高速ブロードバンド整備計画」について、整備が十分でない地域におけるカバレッジを向上させることを目的に、新たに4億4,200万ポンドを投資すると発表した。
同投資で、最大60万世帯・事業所を新たに超高速ブロードバンドインフラでカバーするもので、財源は、従来の事業の効率化により節約できた資金に加え、同整備計画で整備されたインフラの利用により回収できた資金の再投資によるもの。
同省は11月17日に同事業のコストパフォーマンス指標を発表し、2016年9月末日時点で、同計画により新たにカバーされた世帯・事業所数が約416万を超え、ブロードバンド整備の執行機関BDUKが9月末までに地方のブロードバンド整備プロジェクトに付与した助成金の総額は4億9,700万ポンドを超えたとしている。
また、同事業によるインフラ整備が行われた地域では、新たに150万世帯・事業所が超高速ブロードバンドの利用が開始された。