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2017.10

  • アメリカ
  • 電波関連
アップルやフェースブック等が6GHz帯での免許不要帯域の拡大を要求

2017年10月2日、アップル、シスコ、グーグル、フェースブック、ブロードコム、インテル、クアルコム、ヒューレットパッカードエンタープライズを含む約30社が、6GHz帯での免許不要利用の帯域を拡大するよう、FCCに要求した。これはFCCが2017年7月に発表した3.7GHz-24GHzのミッドバンド周波数の柔軟な利用の拡大に関する情報提供要請に対する意見となっている。

具体的には5925-7125 MHz帯を次世代無線ブローバンドサービスの需要に対応するために免許不要で利用する。これによってコンシューマー機器、インターネットメディア、ソフトウェア、クラウド、セミコンダクター、エンタープライズ、サービスプロバイダー、ルーラルアクセスといった幅広い産業分野での利活用が期待されている。

FCCへの提案では、6GHz帯に複数のサブバンドを設け、当該帯域で運用されている既存免許人を適切に保護するために、各セグメントの技術条件や干渉保護規定を定めることをFCCに要請している。提案されているサブバンドは以下のとおりである(注1)。

  • U-NII-5: 5925-6425 MHz
  • U-NII-6: 6425-6525 MHz
  • U-NII-7: 6525-6875 MHz
  • U-NII-8: 6875-7125 MHz

(略語)
U-NII: Unlicensed National Information Infrastructure