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2015.01

  • アメリカ
  • セキュリティ、プライバシー
FTC委員長、コネクテッド機器のデータセキュリティに警告

イーディス・ラミレスFTC委員長は、2015年1月6日、CESでのスピーチでウェアラブル機器やスマート家電などが収集する消費者のデータを保護する必要性について言及した。

FTCはテクノロジー業界のデータ収集について注意を強めており、ラミレス氏もこれまで製品開発当初からプライバシー保護を考慮する「デザイン段階でのプライバシー保護」の利点について語っている。同氏は今回のスピーチで、2015年は「スマートホーム」に対するハッキングが現実的な脅威となり得る年だとし、インターネットに接続するあらゆる機器はハイジャックされるリスクを持つと警告。

モノのインターネットとして増加するネット接続機能を持つ健康器具や医療機器を開発するのは新興企業が多いが、同氏はこれらの企業の一部にはセキュリティ保護対策の経験に欠けているところもあると指摘。また収集する個人データは必要最小限にとどめるべきとし、膨大なデータを収集することで新たな活用法が生まれるかもしれないというテクノロジー業界の考えに釘を刺した。