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2017.10

  • アメリカ
  • スマート社会
上院「自動運転車普及を後押しする法案」提出

共和党のジョン・スーン、民主党のゲイリー・ピーターズ両上院議員は9月28日、自動運転車の普及促進に関する法案が提出。10月4日には、上院商業・科学・運輸委員会が同法案を全会一致で可決した。

「The American Vision for Safer Transportation Through Advancement of Revolutionary Technologies Act」は、自動運転車に関する総合的な連邦法を定めるもので、自動運転車の普及を支援することを目指す。

自動車メーカーがその安全性が現行の自動車と同等であると実証することを条件に、1社が販売できる自動運転車を初年度1万5,000台、3年以内に年8万台にまで引き上げる。また、4年後にはこの上限は廃止される。

法案では、運輸省に自動運転車の安全基準を定める権限を与え、各州が異なる規則を定めることを防いでいる。一方、州と地方自治体は、交通安全、車両登録、司法捜査関連の規則を定めることは認められる。

この他、運輸省は、自動運転車メーカーとサイバーセキュリティ基準を策定することが義務付けられる。