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2015.12

  • アメリカ
  • クラウド、ビッグデータ、電子政府
オバマ大統領、大統領府技術革新フェロー・プログラムを恒久化

オバマ大統領は、2015年8月17日付大統領令(Executive Order on August 17, 2015)で、大統領府技術革新フェロー(PIF)プログラムを恒久化した。PIFでは、試験プログラム開始から恒久化時点までに96人の民間研究者等がフェローに就任し、Data.govのアップグレードやopenFDA等のプロジェクトに携わった。同大統領命令により、PIFプログラムは、連邦調達庁(The General Services Administration: GSA)の管轄下となり、創設される諮問委員会(Advisory Board)がプログラムの優先順位等のアドバイスを行う。
同プログラムは、2012年に第1弾が、2013年に第2弾が実施された。第1期から第3期の同プログラムの概要は以下のとおりである。

  • 大統領府技術革新フェロー・プログラム第1弾(2012年5月発表)
    同プログラムは、民間や非営利組織、大学等、政府外からイノベーターを募集し、政府と協働して6か月から1年で成果につなげることを目標としており、オープンデータ・イニシアチブ、ブルー・ボタン・フォー・アメリカ、MyGov等の5分野でイノベーターが募集された。
  • 大統領府技術革新フェロー・プログラム第2弾(2013年1月発表)
    同プログラムでは、政府の重要な役割についてプラットフォーム提供(データ、ツール、ネットワーク、アーキテクチャ、標準、資金提供方法等含む)にあるとして、米国の強化のための個人や小規模企業の創造性拡大のために、5分野での継続プログラム(MyUSA、RFP-EZ、オープンデータ・イニシアチブ、ブルー・ボタン・フォー・アメリカ、Better than Cash(旧20%キャンペーン))を含む10分野でフェローが募集された。
  • 大統領府技術革新フェロー・プログラム第2弾(2014年3月開始)
    オープンデータ・イノベーション、プラットフォーム・イノベーション、クラウド・ソーシング・イノベーションの三つの分野において14のプロジェクトが実施されている。