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2016.12

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  • モバイル
運輸省、運転中のスマホ機能制限を要請

運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、11月23日、任意のガイドラインとして、iPhoneやアンドロイドなどの端末メーカーに、ドライバーの注意を逸らすような特定のアプリや機能を運転中は使えないようにする「ドライバーモード」を追加するよう要請した(注)。

米国では、過去2年間に交通死亡事故件数が増加しており、スマートフォンを操作しながらの運転が要因となっているとの声も出ている。

今回のガイドラインでは、スマートフォンなどのモバイル端末やカーナビなどのアフターマーケット製品も対象となる。ドライバーのスマートフォンを車載システムとペアリングすることで、運転中はドライバーの注意をそらすようなスマホの操作は一切できないようになる可能性がある。例えば、動画再生や画像表示、文字のスクロールのほか、メールやブラウザ、SNS、電子ブックの使用など、テキストベースのあらゆる情報の表示がブロックされるかもしれない。

NHTSAはあらゆる関係各所への働きかけを行っており、スマホと車載システムのインターフェイスを簡素化するよう呼びかけている。